皇位継承と三種の神器  


先日東京へ一緒に旅した友人から焼酎を頂いた

これがまた口当たりの良い芋焼酎で後を引いてしまう

お湯割りがメインの私が今ではすっかりロックで呑んでいる状態で

生き急ぐ気持ちは無いが、呑み急ぐ心境になった


最近は妙に時間が無いという強迫感が有るのに、暇さえあれば横になっている

生命力が落ちてきているのかもしれないなどと・・・


どう足掻いても、なるようにしか成らないのが人生です

なんたって、長屋の爺の人生は ケセラセラ ですから(笑)



さて天皇が即位するのには三種の神器の継承が当たり前になっています

では、今度の譲位に於いて今上天皇から新天皇に引き継がれる【神器】

とは何と何でしょう?

鏡と剣と・・・

きっと皆さんは【勾玉】だよ! って思うかもしれませんが、残念ですが

不正解です

我々が教えられている三種の神器は「神話の世界」での話でして

天皇即位の際に引き継がれる神器は種類も数も定まっていませんでした

現在の三種の神器は・・・

【璽(じ)】 簡単に言うと 天皇の印

【劔(つるぎ)】 おそらく 天群雲の剣 のコピー

【鏡】 八咫の鏡 のコピー

の三種類だと思われます


どうして「玉(勾玉」が無いのか?

とても難しい問題ですが、私の暴論からすると・・・・

日本書紀が書かれた時代は律令制度がほぼ確立していて

天皇の印(璽)が大きな意味を持っていたという事と

勾玉は古代ヤマト成立時(飛鳥以前)には作られなくなっていて

伝承・伝世の遺産のような存在だったかもしれません

日本の神器にかんする記紀の記述は不正確な記述が多く

信頼性が薄いと思っています

そもそも劔や鏡という神器も日本書紀の継体天皇の即位記事

に初めて出てくるものです

*允恭天皇  天皇之璽

*清寧天皇  璽

*顕宗天皇  天子之璽

*継体天皇  天子鏡劔璽

*宣化天皇  劔鏡

*推古天皇  璽印

*舒明天皇  天皇之璽印

*孝徳天皇  璽綬

*持統天皇  神璽劔鏡

記紀の記述にある 天皇之璽 というのも奇怪な記述であり

そもそも【璽】というのは「王者の印」という意味なのだから

璽=天皇の印 という事になるのに、「天皇之」という形容詞を付けている

時点で、後世の人間が「璽」の意味を理解せずに書き残したことになる

とうぜん「神璽」という記述も、神性を持たせるために神という文字を

付けたに過ぎないし、璽印も同じ意味の言葉を重ねる意味が不明で

8世紀に 璽 というものが重要視されていたのか、あるいは本当に

璽が機能していたのか不明なことが多いです

暴論ですが、この当時は「金印」のような、持っていることが「王者の証し」

の位置づけだったと私は考えます


これを見る限り、三種の神器というものが、後世の人間が古事記の神話の

世界から、ちゃっかり「お知恵拝借」したものだと私は想像しています

律令制度と共に「書類」という新しい媒体が発生し、印を押すことが増えてきたこと

は間違いないですが、何にでもやたら押すという事ではなく、それを持つこと自体に

権威が備わっていたのではないかと思っています


勾玉はヤマトの王権ができる前の文明の「宝物」で、どんな使い方をしたのかも

不明なまま現物だけが飛鳥時代まで残されていたため、塔の下に埋めて魔除け

のような形で使用したものと考えています

日本の天皇制度の創設は持統天皇からと考える長屋の爺の根拠は

こういうところにも表れています

あくまでも万世一系にしなければ不都合だった理由があるから

遡って皇統を整える必要があった

私は暴論と言われてもそう確信しています


次回は日本書紀の「疑問(嘘)」のあれこれなど考えてみます。
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Posted on 2017/09/06 Wed. 23:26 [edit]

category: 歴史

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