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ボタンの掛け違い  


日本人の歴史観は、その多くを日本書紀・古事記の記述と

知識人たちの解釈の多大な影響を受けています


具体的に言えば、原因は魏志倭人伝に書かれている女王・卑弥呼

の存在であり、皇祖神・アマテラスの存在だと私は確信しております

実在したと考えるがゆえに矛盾が矛盾として認識できない(笑)


女王卑弥呼・アマテラスがヤマト、ひいては日本国の【祖】であるかのような錯覚を

生じさせているから

つまりは、そういう事じゃないかと・・・・


古代の日本列島に「魏」に使いを送った女王が居たのは事実でも

その女王と現代日本国家との関係は明らかになっていない

それなのに、天皇家にアマテラスや卑弥呼の血が流れているかのような

錯覚を無意識に生じている現代人が多いのも事実なのです




「いず・も」の 「も」 は 「み」 に変化した可能性があります

古代日本語は子音が変化したものが多いですから

i zu mo  → i zu mi 


会津(あ・いず)、伊豆(いず)、夷隅(いす・み)、出水(いず・み)

出石(いず・し) そして・・和泉(いず・み)


大阪・和泉地域は出雲族が封じ込められた地域かもしれません

泉の地名も「和」をつけられたにもかかわらず「いずみ」と呼び続けられ

どんな文字に変えられても、音だけは変えようとはしなかったことに

強い意思を感じます


出雲という地名は亀岡(京都府)にも、かつては奈良県三輪山麓にも

存在していたのですから、出雲という地名は出雲の民が集められた場所

そういう解釈ができると思います


(あすか)と聞くと誰でも「飛鳥」という漢字を連想しますが、どうひねっても

この文字を「あすか」と読むのは無理があります

私は「あすか」という地名は「スガ」を由来としていると考えています

あ・すが → あ・すか → アスカ → 明日香 → 飛鳥

スガという名に接頭語の「あ」が付いて あ・すが

蘇我氏の統治していた地名が明日香の由来ではないかと思っています


【アスカ】と聞くと奈良県を連想する人と、河内を連想する人が居ます

河内は古代豪族と言われる蘇我氏の地盤であり、敏達天皇陵・用明天皇陵・

推古天皇陵・孝徳天皇陵・聖徳太子廟などの有力者の陵墓が集中しています


推古天皇の時代、政治の中心(京)が大和国に移され、蘇我氏も河内から

大和に移ったのでしょう

その移り住んだ土地の名を、大和のアスカと呼んだのかもしれません

しかし、その後の朝廷の都合によって蘇我氏を滅ぼし悪者として

貶め、アスカの由来も闇に葬られた可能性があります


暴論ですが・・・私は推古天皇というのは女性天皇ではなく

男性で、尚且つ一人ではなく数人の人物が天皇(大王)として君臨していた

その大王こそが蘇我一族だったのではないかと・・・・


その蘇我王朝時代を抹殺するために、長い期間を女性天皇の時代とし

日本初の女性天皇という虚像を作り上げ、日本版易姓革命を正当化した


こんな事を言うと有識者から笑われるかもしれませんが、どんな立派な研究者でも

その時代、その場所に立ち会わなければ「真実」など知り得ることはできません

古代史は百人居れば百通りの解釈があって当然な部分が多いのです

書きのこされているから事実は古代史の大きな悪習です


意図的に虚実織り交ぜて書き残した可能性があるからです

権力者は敵対する相手が敗れ去った時、相手が優れていたとは

言いません

相手より自分が優れていて権力者に相応しいと自己主張します

勝てば官軍であり、勝てば正義なのです

敗れ滅んだ者には「主張」する機会も権利も与えられないのが現実です

死者(敗者)は語ることを許されず、勝者は「騙る(かたる)」権利が与えられます

歴史は勝者の言い分だけが残され、それが史実だと教えられます


掛け違ったボタン(歴史)はいつまでも、掛け違ったまま続いて行くのかもしれません

なぜ歴史はロマンなのか?

きっと自分流の解釈しても誰も真実を提示できないからだと・・・思います。



今日のBGM

♬  Tangerine (Ray Brown)

♬ スターダスト (ニニ・ロッソ)

♬ Work Song (Ray Brown)


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Posted on 2018/11/06 Tue. 21:53 [edit]

category: 歴史

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