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明確な理由  



徳川体制では朝廷の権威は地に堕ち、禁中並びに公家諸法度なる

もので縛りつけたために、公家たちの武士に対する恨み骨髄は

相当だったことは理解できます


しかし本質的には武家社会において天皇や公家は働かない無駄な存在だったのかも

しれません


現代人の意識のような天皇=祭祀王という発想があれば、こういう感情は起こらなかった

と私は感じています

武士は食わねど高楊枝 ならぬ、公家は喰えねど歌を詠む

武士が命がけで生きているのに「お気楽」な姿に映っていた事でしょう


何も江戸期の武士が急にそのような考えを持ったのではなく

遠く平安の時代から「さぶろうもの(サムライ)」として、手を汚す

役目を押し付けられた彼らの素直な気持ちだったと想像しています




ケガレ思想とかケガレ体質などと言われ、死や血を嫌い自らそのような

事柄に関わらない、関わりたくない生活が生み出した『似非平和主義』

この関わりたくない体質が、現在の「戦争反対」「核兵器反対」「自衛隊反対」

に現れています


理屈ではないのです

反対を叫ぶ人は単に『人の死や血が流れる』ことに関わりたくないと

彼等は無意識に感じているのだと思います



理屈から言えば、核兵器その物より使用者を糾弾せねば理に敵いません

兵器は自らの意思で飛んできたり、落ちてきたりはしません

必ず「人間」の意思で使用されるのです


その人間を無視し、無機質の核兵器だけを糾弾するのは

片手落ちもいいところです

核兵器廃止は核保有国や権力者に向けて言うべきであり

くり返しません過ちを・・・・は見当違いな話で

くり返さないでください過ちを・・・と核使用国に言うべき言葉です

核爆弾を落された日本人がどうして反省し自虐的な言葉を

発しなければいけないのか・・・その論理すら理解できない被災者たち


言霊体質の日本人は言葉を発することに酔いしれる傾向が特に強い

批判を覚悟で言わせてもらえば、そういう事なのです


戦争を繰り返しませんと、何百回叫ぼうとも戦争は相手から向かって

来ることもあります

戦争は片方が回避しようとしても、解決できない問題です

尖閣諸島や南沙諸島の問題を見れば明白ですけど


自衛隊反対、基地撤去と叫ぶ人間ほど災害時に「自衛隊はなぜ来ない」

などと彼らを当てにします

反対派の人は自衛隊が嫌いなのではありません

武器=流血=死 

いわゆる『ケガレ思想』から忌避しているのです


まるで桓武天皇が国中の正式な軍隊を廃したのと同じように

平安とは真逆な時代だからこそ、平安と名づけたのであり、

言霊思想によって「不安」な時代から逃れたい、そんな思いから

「平安」と付けられたと思います


軍隊が無ければケガレ(死)は起きないと本心から思っている現代人

幼稚園児並みの発想ですがこれも事実です(笑)

だからこそ、自衛隊という軍隊が無ければ、戦争も起きないし誰も死ぬ

ような事態にならない、そういう論理で武装しているだけです


彼等は本当に紛争や戦争が起きる事など「想定」もしていません

だって想定すれば実際に起こってしまうのが言霊体質ですし


争いが起きる可能性を心配するなら、自衛隊廃止などと寝言は言えないはずです


つまりは、とにかく自分の五感の中に「忌むべきこと」が無い事がベストな人たちです

そういう訳で、自衛隊は違憲と言いながら、災害時には自衛隊は何をしている

という【わけわかめ】な発想をしてしまうのです



日本人は無信教ではありません

立派な『ケガレ教』の信者で、『言霊教』の信者だと思えるのですが

その多くが自意識(自覚)がない事から、一般的には信者というより

ケガレ体質や言霊体質と呼ばれています


身に備わったものなのですから、論理的に説明しても理解できず

どんなに正論を展開しても納得や翻意はしません


言霊体質やケガレ体質と論理的な議論は噛み合わないものなのです

論理は思考で、言霊は体質なのですから当然と言えば当然ですが・・・

土俵が違うというか、異種格闘技にすらなり得ません


我々が何でも反対の人たちに広角泡を飛ばして語っても

理解どころか歩み寄りすら望めないということでしょうね。



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Posted on 2018/08/19 Sun. 22:01 [edit]

category: 歴史

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