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天皇の呼び方(2)  


天地人

よく聞く言葉ですね

天に皇で「天皇」ならば、地に皇なんてあるのだろうか?

結論から言いますと、あるのです!

天皇 地皇 人皇 というのは存在しました

中国道教や古代中国神話における神のことですが

今回、簡単に要約して書いておきます


【天皇(てんこう)】

天地創造の神である元始天王が、太元聖母と気を通じることによって生まれたとされる

特徴としては顔はヒトに近く、体は鱗(うろこ)に覆われていたとされる


【地皇(ちこう)】

天皇から生まれた

顔は人だが頭頂部に鶏冠(とさか)が有り、肩から胸にかけて羽毛を生やし、

両腕は鳥類の脚となっていて、鳥人のような姿だったされる


【人皇(じんこう)】

地皇から生まれた

胴体が蛇で顔はたて髪のある姿、人間とはかけ離れた姿かたちだとされる


天皇から地皇が、地皇から人皇が生まれた

神武天皇以降の天皇を「人皇(じんのう)」と呼ぶこともあるそうだ

古代日本で蛇を「神の化身」として崇めてきたことと、神(天皇)から

生まれたとされる蛇神(人皇)に関係が有るのかどうか・・・・

人皇の姿からは「大物主」が蛇の化身であったこと

地皇の姿からは「八咫烏」を想像してしまう


持統天皇の時代には中国から多くの史料(文書)が日本に入って

来ていたと思われます

記紀神話の中に古代中国の神話を拝借することも可能だった

私にはそう考えた方が納得がいくのです(笑)


さて、前回の続きです

天皇は何と呼ばれていたのか?

これも諸説・資料等あるようですが・・・・

* お上(おかみ)  

* 主上(おかみ・しゅじょう) 

* 聖上(おかみ・せいじょう)

* 上御一人(かみごいちにん)

* 当今(とうぎん)

など時代によって違ったのか、呼ぶ側によって異なったのかは不明ですが


そこでまず・・・

なぜ「おかみ」と呼んだのか私は不思議でした

ある説によれば天皇は神の子孫だから、「おかみ」は「お神」の意味

国の民(赤子)を守る役目だから「お守(かみ)」の事だという

そういう説もあります


どう考えるかは自由なので、私も以前から色々考えてきましたが

この呼び方が何時頃定着したかについて想像してみました


私は「おかみ」という言葉が定着したのは・・・・・

やはり、持統天皇の御代だという結論に至りました


日本で最初の上皇は紛れもなく【持統天皇】です

定説では上皇の意味は【太(だいじょうてんのう)】の

略とされ、上皇(じょうこう)という名称で呼ばれます

皇を「のう」と呼んだわりには、ここでは「こう」と呼んだりしてますが(笑)


そこで上皇を呼ぶとき、天皇ですら側近たちは「てんのうさま」とは

呼ばなかったと私は想像しています

ということは、上皇(持統天皇)は天武天皇の皇后であり、新帝(文武天皇)の

祖母であり、前の天皇でもあります

この女帝に対し長ったらしく「太上天皇さま」とは呼ばなかったと思います


そこで上皇の「上」という文字から【おかみ】という呼称になったのではないか

あくまでも長屋の爺論ですけど・・・・・


日本の古代史史料は持統天皇とその時代を無視しては

考えられません

史料に無いから「無かった」事になっています

それが失われた日本の古代史の大きな欠点でもあり

「書き残されていない」のではなく、「遺されて」いないだけで

大きく欠損したパズルのピースは暴論と歪んだ推理でしか

埋められないと思っております。

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Posted on 2018/08/15 Wed. 11:03 [edit]

category: 歴史

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